資本と戦略

「資本と戦略」の研究を初めて2年が経過しました

オンライン転職相談サービス始めました

転職相談サービス始めました 3月になりましたね。私と社会人同期の方々は4年目に突入ということでかなり転職相談も増えてきました。

そこで、実験的な試みとして新サービス「中村ジョブポスト」を作ってみました。

 

○サービス: 転職エージェント複数社と提携し私の周囲が転職するであろうポジションを網羅、面白い(職務内容や待遇を考慮)と思ったポジションを週1程度の頻度で投稿。オンラインで転職の初期的な相談が可能。

○対象者: 想定利用者としてはIT、コンサル、金融(投資銀行部門、ファンド)勤務の方々です。

○利用メリット

1.対面がまず必要ないため面倒な転職案件探しが面倒じゃない、案件に興味があったら会えば良い

2.短期間で埋まってしまう人気ポジションの情報をリアルタイムでつかむことが出来る 3.私の信用に関わりますので妙な案件をプッシュしまくらない笑

 

追加投資を行い作り込むかは今回の反応を見て検討、となりますが今でも結構な数、面白いポジションが入ってきております。 是非一度お試し下さいませ。 また協業可能な方々も連絡いただければと思います。

即ご案内可能ポジション:

-グローバルIT企業bizdev(~2000万円)

-ITベンチャーbizdev(~2000万円)

-外資製薬マーケティング(~1700万円)

 

友だち追加

経営と事業投資のプロフェッショナルを目指し日々研鑽してます

最近、自分の仕事がほとんどの人に理解されていないことに危機を感じたので自己紹介記事書きました。一見ややこしく見えるキャリアと仕事をしておりますが学生時代からやりたいことはあまり変わっておらず、また現在の仕事内容も一貫している(と、思ってます)。

基本的に目指している姿は「経営、事業投資のプロフェッショナル」。思いついた、見つけた、持ち込まれたコンセプトを通じ価値を創造するために適切な関わり方でその時々に必要な仕事に取り組んでいます。

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投資家、金融機関、業界関係者、各ファンクションの専門家の方々と共に仕事を進めております。

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キーメッセージはこちらで、私に何か出来そうなことがあれば、何かしら一緒に仕事しませんか?

次のような方々からのコンタクトお待ちしておます。

- 企業規模問わず、事業を作っている方、作っていきたい方

- 行政機関等に属し民間とプロジェクトを推進している方

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まだまだ修行中ですが気合と根性をモットーに日々過ごしております。

UIでは既存手法の壁を超えられない - チャットは何を変えるのか-

チャット系の記事第二弾です。先日のチャットボットに関する考察記事ではチャットボットの適用範囲について議論し、完全なチャットボットはエンタメ目的かユーザーの発言を選択式などにし強く用途を制限したものでないと難しいと考えているという結論で書きました。

yojiworks.hatenablog.com

後半部ではチャットUIは浸透を続けるであろう、という結びにしたのですがではどのようなチャットUIのサービスであれば媒体や対面など既存のコミュニケーション手法を代替することになるのでしょうか。条件としてはチャットUIを適用する領域、またチャットUIを通じて何を提供するのかという部分が議論の中心になるかと思います。これを分けて考えてみます。尚適用範囲で考える領域ですがB(法人)とC(消費者)の組み合わせコミュニケーションという分類で考えると次の3領域をあげることが出来ますがここではB⇔Cのコンシェルジュ型サービスのみ考えるものとします。具体的なサービス分類をすると次のようになります。

C⇔C(LINE,facebookなど)

B⇔C(ietty,jobkulなど)

B⇔B(chatwork,slackなど) *社内含む

領域:重すぎず軽すぎない相談市場

B⇔Cにおけるコミュニケーションの方法は1対1対面、イベント、電話、メール、チャット、媒体という6つの手法が主になっています。その中でチャットが果たす役割は1対1対面は精神的コストが重い・移動や時間の確保が面倒であるが媒体では双方向のコミュニケーションが出来ないため効率的な意思決定が出来ない市場です。目立つ市場としては人材(就職・転職),不動産仲介,金融商品販売などが例として挙げれます。それぞれ数千億という市場規模を持っており特にスタートアップが参入するには十分な規模と言えます。当然コミュニティ重さレポートなどこの世には存在していないのでチャットによるコミュニケーションが適用可能か否かはあくまで感覚値になりますが

不動産売買:重すぎる、大きすぎる決断のため対面でのプッシュや信頼感が必要。ただしリスト獲得のための入り口としてはほどよいかもしれない。

賃貸仲介:媒体を素人が見ても良い物件とそうでない物件の判断が難しい、街の雰囲気がわからないなどの課題を解決出来る可能性を持っており、かつ重すぎる判断ではなく、軽すぎでもないので程よい

EC:あまりに軽い判断であるためチャット上での相談自体が面倒である。高単価でない限り媒体が適しているがECと高単価商材(5万円以上など)のフィットは悪い。

このように、対応コストがかかるチャットUIによるコンシェルジュサービス提供においては単価の下限が存在し軽すぎる市場では黒字化せず、一人あたりコミュニケーションコストが低い媒体が適している市場となり、決断が重すぎる市場では相手に判断を促すほどの信頼関係を構築することが難しいため、対面への入り口としての立ち位置しか担うことが出来ないと思っています。

「相談市場」という言葉は私の造語なのですが「対面でプロに相談しながら意思決定をする市場」という定義で少なく見積もっても1兆円を超える市場規模となっていると思います。この一部のチャットにフィットする領域で対面がチャットへと置き換わる流れがあり、高成長市場に乗るというのが弊社のようなチャットを通じてコンシェルジュサービスを提供している企業の立ち位置です。

提供内容:ナビと同じ結論では無意味であり独自のアウトプットが必要

前半部が長くなってしまいましたがこれを強調しようと思い今回の記事は書きました。見出しの通りなのですが私がナビサイトで検索して出てくるアウトプットと同じでは媒体と同じ価値になっており、双方向のコミュニケーションという十分にチャットの価値を発揮しているとは言えずユーザーが新規のサービスを導入するという壁を乗り越えられないのではと様々なチャット型のサービスを使ってみて感じています。

チャットUIは媒体(ナビなど)と比較すると様々な欠点を持っています。

・新規の手法であるためユーザーが慣れていない

・応答速度に劣る

・使うためにDLや友達追加などの工数が必要

これらの欠点を乗り越えそれでもユーザーが慣れないチャットを使う意味は何かを明確に出来ていないサービスは伸び悩むのではないかと感じています。明確な価値とは例えば不動産であれば独自の視点やユーザーのニーズを明確化してくれるサービスをチャット上で提供されるため通常の媒体では発見が難しかったが実は自分にフィットしている物件が短時間で見つかる、などです。UIだけをチャットに変更して「渋谷 15万円 1LDK」という限定された文章しか解析せず、アウトプットも媒体も同じであれば媒体のほうが使いやすいです。

UIだけに注目せず、チャットを通じ何が実現出来るのかが明確である必要がある

広告枠、媒体(雑誌、web)、イベント、チャット、電話、対面とかなり広くのコミュニケーションサービスを提供している弊社ではユーザーとのコミュニケーションにどの方法が適切なのか、それはなぜか、ということを常に考える状況にあります。何かと話題のチャットですが当然万能の道具ではなく利点欠点を含むオプションの一つに過ぎませんのでその考察として本記事を書いてみました。チャットやコミュニケーションについてのご相談はfacebook(Yoji Nakamura)もしくはnakamura(a)sciseed.jpまでお気軽にお願いします。是非情報交換しましょう。

 

 

チャットボットの将来性 -ボットは使われない?-

今年1月にあったハワイでのMCAPやトーマツさん主催のモーニングピッチ、朝日新聞さん主催のCHAT UI CAMPなどの場でチャットボットについてお話させて頂きこのトレンドに注目している方々と情報交換をさせて頂く中で最近何かと話題の「チャットボット」の将来性について聞かれる機会も増えてきました。人材や不動産において我々はセミAIチャットという発想で事業を構築しているので聞いた情報や自社での経験からどのようなことが言えるか考察してみようと思います。

チャットボットは落胆されると思う

facebookやLINEによるプラットフォームの開放や深層学習との組み合わせにより期待感が高まるチャットボットですが、現在の技術では期待感に対しては落胆される可能性が高く非常に限定的な用途での適用となるかと思います。深層学習使ったとしても一問一答のクオリティを向上させることは可能かと思うのですがまだまだ会話らしい会話となるためには技術は未熟な状態にあります。試しに完全自動のボットを幾つか使ってみても実用的と言える水準にはほとんどのものはありません。唯一機能しているものを見ると「りんな」のように高精度なコミュニケーションが求められないエンターテイメント用途になっております。また先日CHAT UI CMAPで見たBespoke(旅行者のサポート)のように用途およびユーザーの発言内容を強く限定したものは可能性があると感じました。

lev-art.com

このように低精度が許容されるエンターテイメント用途か、用途およびユーザーの発言内容を強く限定した領域では適用可能なものの、一般に「人工知能」という言葉で連想されるような文脈までユニバーサルなパーソナルアシスタントという領域には非常に遠いと思います。チャットボット領域で先行しているアメリカにおいても継続的に使われているtoCチャットボットというのは事例が非常に少ないようで(*関節情報)、その領域に特化したベンチャーもビジネスの転換を始めているようです。

チャットUIには可能性がある

第一パラグラフで現在期待されているような価値は出せない可能性が高いと書いたチャットボットですが、チャットUI自体は成長を続けると思います。LINEやfacebook messengerの台頭によりチャットでのコミュニケーションは急速に進み、たった数年前はスマホdocomoドメインのメールを打っていたことが懐かしく感じられるほどです。このトレンドは友人間のコミュニケーションという場面に限定されず法人間のコミュニケーション(IT業界ではfacebook messengerでビジネスを進めることは既に普通)であったりまた事業者と個人とのコミュニケーションにも浸透が進むと考えております。webサイト内にユーザーサポートとしてのチャットの導入、アニメクラウドソーシングのCrevoが製作進行のコミュニケーション用にチャットを導入していることなど見てもこのトレンドは顕著です。

crevo.jp

ここで言うまでもありませんが、チャットUIはスマホと非常に相性が良く、非同期(電話や対面は同期コミュニケーション、対話がリアルタイムで進行する必要がある)かつ気軽というコミュニケーション方法であり電話さえ「重い」と感じる若者向けには広く受け入れられています。チャットボットは十分な役割を果たせる場面は多くないが、チャットを用いて事業者間や事業者と個人とのやりとりを電話、対面、メールから代替するという事業は今後様々な場面で普及が進むでしょう。

チャットコミュニケーションの普及に伴い求められるサービスとは

それでは事業者と消費者とのコミュニケーションが増加した際に求められるサービスとはなんでしょうか。事業者は低コストで高品質な対応をしようという考えに基づきドライブされるのですが、今まで経験がないチャットでのコミュニケーションへ電話や対面からスイッチを図る場合には応答速度、チャット上ならではの適切なテキスト分量、品質の評価、属人的にならないようにする品質担保など多くの課題、疑問に直面することとなるかと思います。

その「チャットオペレーションサポートをするシステム」なんてあるのか

ここで宣伝です、これに昨年から取り組んでおり自社で利用して既に事業化を実現しているのが弊社です。学生時代に自然言語処理機械学習に触れる機会があり、またSIRIなどの状況を見て完全自動botはまだ十分な品質を発揮することは用途を非常に限定的なものにしなれければ難しいと考えていたので最初から完全自動botという方向には振りませんでした。利用者も増加しており裏側のシステム抜きでは品質を担保しながらも低コストでオペレーションを実現することは弊社の状況としても難しく、事業のコアとなっております。まだ始まったばかりのチャットサービス業界、我々も様々な方々と話し合いながら情報交換を重ねております。そこで是非下記のようなニーズをお持ちの方とお話させてただければと考えております。

・チャットUI導入に興味がある

・チャットUIを導入したがオペレーションを改善したい

・コールセンターなどに使っているユーザーサポートのコストを落としたい/品質を改善したい

・クレームを減らしたい

・対面、電話でのコミュニケーションを切り替えたい

ご連絡はnakamura(a)sciseed.jp 中村までお願いします。

大きな期待が寄せられているチャットUI、その普及に一役買っていきたいと思っております。

 

 

全体最適と部分最適と基準となるビジョン

新オフィスに移転し、1ヶ月ほど過ぎました。34坪程度から82坪と大幅増床。15Fからの景色は良く開放的な気分で仕事しています。先日新規事業の方針についてチームと議論するミーティングにおいて自分の立場でないと行わない仕事があると感じました。それは会社の全体最適ということです。当然ですが社員は個々人の立場がありそれに合わせたミッションがあります。マーケティング担当であれば意識することはユーザー数、CPA、CVRであり営業担当であれば顧客満足に伴う売上の追求と会社として進む方針が明確であっても個々人の最重要指標は立場によって揺らいでいることが一般的です。

個々が部分最適に動く中、会社として健全な経営を行うには会社の財務状況、組織状況、サービスの状況、競争環境を把握しながら全体最適を最終的に図る役割を担う人物が必要になります。そしてそのとき一般的に論理的に判断するには情報が不足しているのが特に新しい取り組みを行う企業にとって常であり、その判断のビーコンになるものがビジョンです。逆にこの判断のビーコンにならないような抽象的なものはビジョンとして機能しないためお題目となってしまいがちになります。

ビジョンとはその言葉の通り目に浮かぶような明確な像であって、これがぼやけていればぼやけているほど事業および組織は推進力を失っていきます。

ビジョンは世の中はこうなる、かつこうあるべきと自分が信じているもので共有可能でなくてはなりません。

代表の仕事というのは様々な言い方があるかと思いますが弊社のようにまだ30名ほどの小さな事業体かつ新規事業に積極的に取り組む企業にとってはビジョンの継続的な共有、信頼度の確保、またそれを判断基準とした全体最適というのは欠かせない役割かと思います。

最近は人員が大幅に増加しており、リクルートでの輝かしいトラックを持ちながら入社してくれた社員も多くおります。チームに報いるためにも具体的かつ信頼度が高いビジョン、それに基づいた戦略を構築し会社の成長を牽引して行きたいと改めて思った台風明けでした。

インターン生限定1名募集したい

インターン生募集告知です。

私とともに不動産および金融事業を立ち上げるインターン生を1名限定で募集致します。

勤務時間:週2から3程度

時給:1,000円

求める人物:仕事が早く責任感を持ち主体的に行動出来る可能性がある人。特定スキルは不要。

事業内容:聞きたい場合は応募して直接聞いてみよう!

勤務地:新宿オフィス

身につくスキル:マーケティング、事業立ち上げ

16卒までの過去インターン生内定先:博報堂電通ドリームインキュベーター、リクルート各社など

 

*早速東大から1名応募あり

 

仕事が社員に奪われると感じたら社長としてよい兆しか

大変ご無沙汰しております。中村です。

最近社員もかなり増えワイワイ感が増しております、ちなみに7月にオフィスは倍以上に増床することとなりました。内装工事とか進めてるから営業はしないでくださいね。

2015年4月からスタートし、30年ほど経営されていた事業を即事業継承を行うという特殊な形式でスタートした弊社ですが、サービスも順調に成長、会社には新卒も入社しフレッシュ感増、マネジメント体制も安定し始め創業当初から比較すると非常に落ち着いております。

私の業務について感じていることですが、最近社員の皆さんに仕事を奪われる機会が増えた気がします。例えば採用については今年の1月から大採用キャンペーンといって大幅な人員増加を行い最初は媒体の選定から日程調整まで私が行っていたのですがありがたいことに徐々に「書類選考とかはさすがに私やりますよ」「この人の面談私がやりますよ」といったように私の仕事は次々に奪われ今や弊社の採用セミナーでのトークと最終判断くらいが私の仕事になってしました。

事業についても「とにかく他の人がやらない変なことをやってくれ」という要望を受けついに人材、広告領域の業務からは私はキックアウトされつつあり最近は時間を心より愛してやまない不動産や金融にパワーを振り向けています。最近は私も外部で不動産の話ばかりしているため私を不動産マンだと思っている人もちょいちょいいるようでマンションの価格妥当性についての問い合わせも増えるようになりました。

以前どこかで書きましたが小さな会社の社長業としての仕事は

・ビジョン(大戦略)を設定

・ビジョンから投資とリターンの計画を作成し資金を調達

・資本で採用、人件費、設備などに資本投下し回収

という業務に集約され再現可能性が高い業務はやるべきではないと改めて感じました。

最近はルーティングが奪われてしまったので定期的に最近の課題を洗い出しそれを解決するには何をすべきか考えることから仕事が始まっています。昨年はなかなか感じることがなかったこの傾向、オペレーション体制が育ってきて良い傾向と見るべきかと考えています。さて来週は何やろうね。

*パークコート青山ザ・タワー、購入される方がいらっしゃったら教えて下さい。久々に都心の都心に注目すべきハイグレードを超えた超ハイグレード物件だと感じました。